高校卒業資格は取りやすくなった!大検が廃止され、新制度に!

以前は高校中退は重大問題だった

少し前まで、高校を中退するというのは大きな決断を必要とするものでした。その先の受け皿がほとんどなかったからです。高校卒業と同等の資格となる大学入学資格検定は、通るのが非常にたいへんで、初期の頃は体育の実技試験まであり、走り幅跳びの数値が足りなくて、一念発起して受験した老人が合格できなかったなんてこともありました。体育の実技試験はやがて廃止されましたが、筆記試験の内容も理不尽に難しく、普通に大学に入る方がよほど楽な内容でした。

大検は廃止され、新制度に

その大検も9年前に廃止され、平成17年からは高等学校卒業程度認定試験というのに代わりました。大検よりずっと通りやすい試験です。これが本来の姿だったんですよね。普通に高校を卒業するのに比べて、大検は難しすぎて不公平でしたから。科目数も8科目へと減らされました。この試験に通ると、高校へ行かなかった人や高校を中途退学した人が、高校を卒業した人と同程度の学力があると認定されます。大学入学資格も得られます。

年に2回受験でき、合格率も高い

高等学校卒業程度認定試験は毎年8月と11月の2回おこなわれ、約3万人が受験します。合格率は平成25年度で33%と高いものでした。高校を卒業していなくても、3割の人は卒業した人と変わらない学力を持っているということですね。高校に通って卒業するほうがずっと楽な場合も多いので、同等どころかそれ以上の学力があるということでしょう。その辺のところは、わかる人は皆わかっています。進学にも就職にも役立つ資格です。ぜひ取っておきたいものです。

高校卒業資格を取得するなら、大検や通信制高校など、ライフスタイルにあわせた方法で資格を取るのが良いでしょう。